XBOX 360の熱対策

2010年08月28日(土)

あいやどうも。またしばらくぶりな更新でございます。

これまでずっとジャンクXBOX360のお世話をしていましたが、一旦やりだしたら次から次へと問題が山積し状況報告まで時間がかかってしまいました。
そのお陰で最近ではTwitterまでおろそかになりだす始末^^;
気がつけば8月も末ぢゃねーかっ!!

本日はそんなXBOX360の状況レポです。

 

前回のグリス交換で安定動作を取り戻したかに見えたジャンクなXBOX 360でしたが、
あの後数日経ってから電源を入れてみた所、

なんとRRoDが再発生;;

してしまいました。。。
とりあえずその場は再度自己修復を行って一応は直ったのですが
[ プレイ→電源を落として数日後に電源投入→RRoD発生 ]
というループを繰り返す様に。

やはりオリジナルの機構では冷却不足なのか高性能グリスを使っても冷やしきれていない様です。
それでもゲーム中にフリーズするとかいった事は起こらないのですがね。。。不思議。

なんで電源再投入後にRRoDになってしまうのかは不明ですが、ゲーム中のヒートシンクは長く触っていられない程の熱を持つので内部コアはそれ以上の温度になってるだろうと予測できます。
やはりコアごとにクーラーを設置した方が良いな、と思ったのでクーラーを増設する事にしました。

 

360 純正ヒートシンク

増設といっても単にCPUとGPUに個別ファンを追加したところで改善するとは思えません。
それぐらい発熱量が多いですし、そもそもあの純正ヒートシンクは信用できません。(特にGPU)
両方とも発熱量の割に小型ですし風を吹き付けるには扱いにくい形状だと思います。(特にCPU)

で、代わりのヒートシンクも探さねばならないのですがクーラーも同時に必要。
となればやはり代替となるのはPC用のCPUクーラーでしょう。

一口にクーラーといってもCPUに付いてくる純正品からサードパーティ製まで色々です。
入手のしやすさから考えると純正系のクーラーですが、そこで心配になるのは冷却力。

ちなみに初期型PS3のTDPは40Wくらいだろうと発売前に予測されていたらしいです。
それを参考に実測では60Wクラスの発熱量があったと過程して、同じ位消費電力が大きい初期型XBOX 360でも同じくらいの発熱量があるとしたらそれ相応のクーラーが必要だろうと思いました。

そこで真っ先に思い浮かんだのが爆熱時代のIntel・AMDのクーラー。
特にPentium 4(プレスコット)やPentium D世代のクーラーとかは安定して使えそうです。
CPUとしてはアレな世代ですがそれが逆に純正クーラーの信頼性をあげていますねw

 

で、色々と考えた上で猫さん。が調達してきたのはこちら↓

Core 2 Quad クーラー

Core 2 Quad Q9400のクーラーです。
Pen 4の話はどこに(ry

Quadと言う事で低発熱なCore 2シリーズでも発熱量の大きい部類になります。その値95W。
純正のクーラーながらオーバクロックや3Dテストでも一応通過できるとの事でその冷却力は確か。
また、昔E6300を使ってた時に静穏性が高かった事が印象的だったのでこれを選んだ次第です。
ヤフオクで数多く出回ってて安かったしw(500円)

 

Q9400 ヒートシンク

手元に届いてから気付いたのですが、ヒートシンクが肉厚のタイプじゃありませんでした。
もしかしたら低発熱版のQ9400S(64W版)??と疑りましたが海外のパーツショップサイトで95W用として売られていたのでこれで正しいのでしょう。
肉厚のタイプはExtremeじゃないと載ってないのかな?

まぁこのヒートシンクは風がよく通る形なので風の当て方さえ間違えなきゃ大丈夫。と楽観視w
銅芯タイプなのでそこら辺もなんだか安心してしまうポイントですw

 

コンデンサ除去前

さてさて、クーラーを調達したので早速装着!と行きたいトコロですが、もちろんCore 2のクーラーがXBOX 360のマザーに乗っかるワケはありません。
クーラーの改造が必要ですが設置やエアフローの関係からマザーも弄くらなければなりません。

特にクーラー設置には何本もそびえ立つコンデンサは邪魔ですから除去します。

 

コンデンサ除去後

除去するとこのようにスッキリしました。
シンク周りに載ってるコンデンサは全て除去したので非常に広々としています。

ですが除去したコンデンサは動作上付けないワケには多分いきません。
コンデンサは・・・、

 

マザー裏側

裏側にっ!

さて、こうなるともう元の媒体に戻してあげる事は出来ません。
もちろんコンデンサでなく、ヒートシンクを削れば元媒体にも収められる事が出来ましょうが、削るとそれだけ冷却力が落ちますし先ほど言ったエアフローの関係から良い結果になるとは思えません。

しかしこうなってしまうと別の媒体を探さねばいけませんね。
ま、今回は熱をなんとかせねばいけませんから媒体の話はひとまず置いておきます。

 

CPU側

では今度はヒートシンクを改造していきます。

まずはCPU側。

このヒートシンクはフィンが中心から伸び出るタイプなので底面にネジ穴はあけられません。
長いネジを使って上からナットで押さえる様に固定させます。

非純正のヒートシンクを使うならネジ化は必須。今回はM5×30mmのなべネジを使用してます。
固定にあたり邪魔なフィンを少し削ってネジ穴にピッタリ合う様に調整して固定させました。

CPU側はこれでとりあえず完成。

 

GPU側

お次ぎにGPU側。

GPUはサブコアがある為少々複雑な設置の仕方になります。
Core 2のヒートシンクは設置面がサブコアまで覆える程広くないので少しずらす感じで設置させねばなりません。

ずらす量を計算した上でCPUと同様になべネジで固定させます。
写真で言うと左上の方向に少しズレています。

 

GPU側もこれにて完成。

 

ヒートシンク 切削

このままではヒートシンク同士で重なる部分があるため削っていきます。

金鋸で大部分を切り落とした後ヤスリで微調整。
100円の割によく削れますこのヤスリ。

 

Core 2 ヒートシンク装着

削った後、削り粉を洗い流した後に装着するとこのような感じに。

横から光を当て隙間が出来ていないか確認。とりあえずは偏る事無く装着できているみたいです。

独自ナットヒートシンクの境目はこの様に→

GPU側の固定ナットの一部はワッシャーと半田溶接した特別仕様になっております。
これは思ったよりサブコアの為にずらした量が大きくてワッシャーでうまく固定できなくなっていた為です。

バックプレートバックプレートも有効に利用。

ネジ留めによって逆に基板が歪む可能性は否定できませんし、あればそれだけ頑強になるのですから活用します。
そのままだとM5のネジは使えないので要加工。
オリジナルと比べてやや弱めに力がかかる様にしています。

ちなみにナットを締め付ける時は工具は一切使っていません。全部手で締める様にしています。
※ヒートシンクを固定するナットのみ

工具を使うと力加減が解らなくなり場合によっては締めすぎる場合もある為お勧めできません。
手で締まらなくなるまで締めるくらいが適度に緩く固定できるため良いです。

ネジ留めする時は対角線毎に締めていくのもミソです。
ヒートシンクが傾いたのに気付かないで固定するとグリスを使っても冷却不良になりやすく、故障を招く恐れがあるので(反)時計回りなどでの締め方は工具同様お勧めできないです。

 

ヒートシンクテスト

ヒートシンクの改造も終わったので改めてグリスを塗り直して耐久テスト。

オリジナルの排気ファンがサイズ的にピタリだったので、ヒートシンクに乗せて12Vでフル回転させています。むちゃくちゃ五月蝿いw

まず前回同様ダッシュボードで30分放置。
時折ヒートシンクに触れてみますが凄いです。

ヌルい(*´∀`*)

特にGPU、触っても全然熱さを感じない程です。
12Vフル回転のせいもあると思いますが体感的には40℃前半以下で安定している感じがあります。
CPUは多少熱さを感じますがそれでも50℃いってるかなぁ?と思えるくらいの熱さにとどまっています。

続けてゲームをプレイしてみます。今回は2時間テスト。
さすがに両方とも熱くなる様ですが触れなくなる程熱くなる事はありませんでした。
体験的にも両方とも50℃台で済んでる感じがあります。

もちろん熱暴走フリーズも一切なし!

電源再投入によるRRoD再発生も出なくなりました。
と、いうことでヒートシンク替えによる熱対策はひとまず・・・、

 

大成功!

 

ファン改造

今回の作業はこれでは終わりませぬ。

ファンも改造したヒートシンクに合わせて改造。
ヒートシンクに合わせてそのまま載せると確実にかぶるのでお互い均等に距離を保つ様にします。
ファンの外枠を切り取り、お互いの羽が触れないギリギリの距離で固定しています。
なのでファンの中心とヒートシンクの中心は少しズレる感じに。

ファンの隙間ファンとファンの隙間はこの様に→

隙間は1mm無いぐらい。
この間隔を保つべく、これ以上にファンが寄らない様に透明のプラ板を付けております。

ちなみにGPU側のファンに変な金属が付いているのは固定に使うはずだった足を切り落とし待った為です;;
失敗したっ;;;

固定は写真中央に見えるナット3つだけですがファンに足がついているのでこれだけでも左右にズレたり簡単に外れる事はありません。
ファン固定の為になべネジも50mmの物に変更しています。

 

これで再度テストしてみましたが、

まぁ〜静かw

オリジナルのファンが爆音すぎた為か無音に近いぐらいに聞こえますw
2つついてるので正確には無音とは言えませんが扇風機の弱と中運転の間ぐらいの音です。

まぁ静穏化してもドライブが爆音だから結局五月蝿いんですが^^;

・・・ドライブは仕方ないよね(´・ω・`)

 

と言う事で今回の改造は以上です。
結果的にヒートシンク交換&ネジ化という流れになりグリス以外にも細かな出費がかさみましたがその恩恵は大きかったので結果オーライといたしましょう^^

この後も続きがありますが、この熱対策だけでかなり話が長くなったのでまた次回にという事で。

それでは次回、乞うご期待!!ヽ(≧∀≦)ノ


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- コメント -

  • Comment from ごん

    初めまして ごんと言います。
    僕も同じ様な熱対策改造をしようと思いますが、ちょっと解らない所があるので教えて下さい。
    コンデンサの移設は僕には無理な芸当ですのでヒートシングを削って設置するのは可能でしょうか?
    後、ファンの線(黄色・緑・青)はどれが12vでGNDか解りません・・・それと線は全て繋げるのでしょうか?
    ファンはどこから電力を取ってるのでしょうか?
    すいませんが教えて下さい。
    宜しくお願いします。

    2011年07月14日(木)20:49
  • Comment from 猫さん。

    お返事が遅くなりまして申し訳ないです。
    ご質問の件ですが設置させるだけならヒートシンクを削って形を合わせれば可能です。
    ですが記事中で述べてるとおり削った分の冷却力の低下とコンデンサによる風通しの悪さがどう影響するかは想像がつきません。
    実行されるおつもりなのであればヒートシンクは高さのある物をおすすめします。

    それとファンの線ですが黄色が12Vで黒がGNDです。
    当記事中ではリテールファンはそのまま載せただけですが後の内部構築編( http://goo.gl/mQpHu )では配線に関わる部分もやっているので参考にしていただければと思います。

    2011年07月17日(日)20:21
  • Comment from 匿名

    ku so warota

    まったく参考になりませぬwwww

    cpuで目玉焼きする人みたいですねwwww

    2013年04月19日(金)21:58
  • Comment from 猫さん。

    また懐かしい話ですね。 >目玉焼き
    今のCPUは賢くなっちゃって熱暴走なんかしなくなりましたが、360とかのCPUはその点で可能性がありそうですね。(何の話や!)

    2013年04月20日(土)20:37
  • Comment from RROD@sst764

    猫さん。(^-^*)/コンチャ!
    素晴らしい記事ありがとうございます。
    私もRRODの症状がでてしまいなんとか直しましたがまだ不安が残るのでこの記事を参考にCPUクーラーを取り付けようと思います。

    2013年09月14日(土)09:57
  • Comment from 猫さん。

    どうもです。
    参考にしていただきありがとうございます。
    古い話で今見るととても大雑把な対策なので参考になるとは思えませんが・・・^^;

    2013年09月16日(月)22:30

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